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2026.06.19東京大阪
2026年6月5日、レコールバンタンにてハイアット セントリック 銀座 東京 日本&ミクロネシア地区 統括人事部長・田中まゆみ様をお迎えし、企業説明会を実施しました。
調理を学ぶ在校生メンバーに向けて、ハイアットの歴史や理念、ブランド展開、そしてホテルで働くキャリアについてお話しいただきました。当日の様子をレポートします。

【1. ハイアットの歴史と「人を大切にする」理念】
はじめに、田中様よりハイアットの成り立ちについてご紹介いただきました。
田中様「ハイアットはアメリカの会社です。1957年、ロサンゼルス近郊のホテル『ハイアット ハウス』を買収したことからスタートしました。最初に立ち上がったのが『ハイアット リージェンシー』というブランドです。続く海外展開は香港から始まり、現在では世界で約1,500軒のホテルを展開しています。私たちは家族経営の会社からスタートしたため、『従業員が一番大切』という考え方を持っています」

【2. 従業員への3つの約束とバリュー】
続いて、ハイアットが従業員に約束する価値と、大切にしている考え方をご説明いただきました。
田中様「私たちが、社員の皆さんにお約束することは3つあります。常にオープンドアであること、『あなたを歓迎します(We welcome you)』ということ、そして思いやりの心を持つことです。尊重と思いやりの文化が、私たちのコアなカルチャーです。そして、いちばん大切にしている言葉が『We care for people so they can be their best(私たちは思いやりの心で相手の『最高』を導き出します)』です」

続いて、企業として大切にしているバリューは、「共感する」「誠実に取り組む」「一人ひとりを尊重する」「一体感(インクルージョン)のあるチームづくり」「好奇心を持って学ぶ」、そして「ウェルビーイング」。ハイアットではグローバルで「ウェルビーイングウィーク」に取り組んでいます。
田中様「ウェルビーイングとは、心も体も健康な状態でいることです。
従業員一人ひとりが健やかな状態でいるからこそ、お客様をしっかりとケアすることができます。だからこそ、まずは一人ひとりが楽しんで仕事をし、セルフケアを大切にしてほしいと考えています。私たちは『同僚』をケアします。ケアをされた従業員は、お客様をケアします。お客様がハイアットを好きになって戻ってきてくださると、ビジネスが発展し、最終的には従業員への還元にもつながっていきます」

【3. ハイアットのブランドと日本での展開】
ハイアットには30以上のブランドがあり、それぞれに異なる「顔」を持っています。大きくはラグジュアリー、ライフスタイル、インクルーシブ、クラシック、エッセンシャルズに分かれています。具体的には、ラグジュアリーには「パーク ハイアット 東京」(新宿)、ライフスタイルには「アンダーズ」(虎ノ門)、クラシックには、田中様が所属する「ハイアット セントリック 銀座 東京」があります。日本では沖縄から北海道まで22のホテルを展開しており、東京にはほぼすべてのブランドがそろっています。

田中様「日本にさまざまなブランドがあることは、従業員にとっても大きなアドバンテージです。複数のブランドを経験できますし、ポジションを上げてキャリアを積んでいくこともできます。ブランドによって、サービスの仕方も、いらっしゃるお客様も異なります。入った瞬間の雰囲気や香りも、ホテルごとに違うのです。だからこそ皆さんには、ぜひ実際に足を運び、ホテルの雰囲気を感じ、お料理も味わってみてほしいと思います」

【4. 「ハイアット セントリック 銀座 東京」の特長】
セントリックは必ず都市の中心に位置し、レジャーゲストをターゲットとするブランドです。2015年に誕生し、「ハイアット セントリック 銀座 東京」は2018年にアジア・日本で初めてのセントリックブランドとしてオープンしました。銀座・並木通りに建つ12階建てのホテルで、買い物や食を楽しむために滞在するゲストが多く、宿泊客の約9割がインバウンドのお客様だといいます。
田中様「全164室で、稼働率はほぼ毎日90%ほどです。客室料金は時期によって変動し、おおむね6万〜8万円台です」
館内は4階にレセプションとライブラリーがあり、遊び心あふれる空間が特長です。デザインコンセプトは「ミックス&マッチ」で、銀座の「新旧が融合する街」を表現。旧・朝日新聞社の跡地であることから、活版印刷の文字をアートにした「Wall of Letters」や、フィルムカメラの形に着想を得たエントランスなど、館内の至る所にアートワークが施されています。
田中様「セントリックは、入った瞬間からワクワクするような空間を目指しています。フロントはお客様との距離が近く、会話を楽しみながらチェックインしていただけます。この遊び心は、お料理にも表れています」
【5. カリナリー(調理)部門のお仕事とは?】
3階のレストラン「NAMIKI667」は、並木通りという立地と「6丁目6番地7号」という住所から名づけられました。季節ごとのコースメニュー、夏のテラスプランのほか、天丼やラーメン、つけ麺といった日本ならではのグルメも人気を集めています。
ハイアットグループでは、ホテルの調理部門は「カリナリー」と呼ばれ、コールド、ホット、ペストリーの各セクションで構成されています。スタッフは21名で、うちペストリーが4名。総料理長は石田崇雄氏が務めています。

田中様「総料理長は、チームメンバーからアイデアやメニューの提案を集め、実際に形にしていきます。自分が考えたものがメニューになるのは嬉しいですよね?調理チームは、いつもモチベーション高く、楽しく働いています」
バックヤードには従業員食堂があり、1950年代のアメリカンダイナーをイメージしています。新入社員には、1年間支える「バディ」と呼ばれる先輩社員がつき、トレーニングを担う「サービスコーチ」が併走することで、社会人としての基礎を身につけます。
田中様「私たちが求める人材像は4つです。心からの笑顔を出せる人、寛容な心と情熱を持って物事に取り組む人、積極的かつ効率的に仕事を考えられる人、そして常に自分らしく誠実に行動できる人です。加えて、コミュニケーション力があり周りと連携できる人や、柔軟性を持って仕事に対応できる人を歓迎します」

【6. 在校生からの質問と、田中様からのメッセージ】
最後に、在校生メンバーからの質問にもお答えいただきました。

―― お仕事をしていて、楽しいと感じるのはどんなときですか?
田中様「私は毎日楽しいです!元々はホテル業界ではなく別の業界におりましたが、人が好きで、六本木の『グランド ハイアット 東京』からキャリアをスタートしました。従業員の皆さんと出会い、その方が成長して活躍する姿や、笑顔で働く姿を見るときに、何よりもやりがいを感じます。ある従業員は『休日も、早く会社に行きたいと思います。ハイアットの同僚はみなフレンドリーで、仲間に会うのがとても楽しいから』と話してくれました。社会人になると一日の多くの時間を職場で過ごします。だからこそ就職先は、実際に足を運び、『この人と一緒に働きたい』『この人のもとで成長したい』と思える企業を選んでほしいと思います」とメッセージ。

企業説明会に続き、7月9日には、希望メンバーにハイアット セントリック 銀座 東京にて特別体験授業が予定されています!課題は「肉のポーションカット」で、指定のグラム数ごとに切り分けて調理を行う予定です。

ホテル現場で活躍するプロフェッショナルから直接学べるとあり、在校生メンバーたちは「素晴らしい機会なので、何があっても必ず参加します!」「うかがえることを楽しみにしています!」と、宣言。大きな期待を寄せていました。

田中様は、ご自身の歩みを振り返りながら、こう締めくくりました。
「私自身、ハイアットに18年おりますが、いつも温かく迎えられ、サポートされていると感じられます。だからこそ、自分らしくいられ、長く働き続けられているのだと思います。『ハイアット セントリック 銀座 東京』ではインターン、アルバイトを募集しています。次回授業もお会いできるのを楽しみにしています」

レコールバンタンでは、第一線で活躍するプロフェッショナルを招いたセミナーや企業説明会を定期的に実施しています。現場で求められる知識や仕事の魅力に触れられる、貴重な機会となりました!
















