- 製菓・調理専門の高校【レコールバンタン高等部】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- 調理・バリスタ専攻の「ボロネーゼ」作りをレポート♪
2017.05.29東京
今回は、レコールバンタン高等部調理・バリスタ専攻の「ボロネーゼ」実習を
ダイジェストでレポートします!
「ボロネーゼって、なに?
そもそも、なんでミートソースって言わないんでしょう?」と、
調理しながら学生たちに質問する船木講師。
「????」と、クエスチョンマークが浮かんでいる学生たちの顔を見て……
船木講師「イタリアのボロネーゼ地方のメニューだから、ボロネーゼというんですよ!」
と、正解を発表。
なるほどー!
では、まずは、手打ちのパスタ作りからスタート!
材料をこねて、紙粘土のような質感になるまでこねます。
船木講師「パンみたいなこね方というよりは、折り畳むようなイメージです」
材料がまとまってきたら、ラップで包んで30分寝かせます。
休ませたら、パスタマシーンに、打ち粉(全体的に粉をまぶす)をしてから
パスタ生地を麺棒でのばしていきます。
マシーンの横幅に折り畳みながら、のばしていき
最後のひとつ手間段階でもう一度打ち粉をして、製麺!!
船木講師「パスタはどう保存すればいい?」
学生「冷凍庫です!」
(正解!◎)
パスタを打ちながら、
学生たちは同時にボロネーゼソースも仕込んでいます!
まず、油をひいて、香りをたたせます。
香りがたったら、切った香味野菜を入れます。
ミルポア(香味野菜)を、シュエ(炒める)したものを「ソフリット」と呼びます。
船木講師「ミルポアを、シュエしてソフリットに!
そろそろ、こうした単語を知っていてもいいでしょう」
別のフライパンを使って、牛挽肉を炒めます。少し赤みが残っているくらいで、
油を切り、フライパンの外にあげます。
肉を炒めたフライパンに赤ワインを入れて、
肉のうま味を含ませながら煮詰めていきます。
そして、ブイヨンを入れます。
ソフリットに、挽肉、ホールトマト、煮詰めたワインを入れて、ローズマリーを入れて中火でゴトゴト煮込みます。
できあがったら、ボールに、オリーブオイル、茹でたパスタ、
スプーン一杯ほどのボロネーゼソースを入れます。
あらかじめ、ソースとパスタをなじませおくのがポイント!
そして、お皿に盛りつければ完成です♪
気になるお味は……??
「おいしいです!」
「点数をつけるなら60点。
おいしいけど、初めてだから手際が悪くってマイナス40点」なんて意見も。
最近では、ミートソース専門店もあるほど、奥が深いメニュー。
今回習ったボロネーゼを、ぜひマスターして「自分のレシピ」に
加えてくださいね!