- 製菓・調理専門の高校【レコールバンタン高等部】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- “バーバパパ”がドリンクに変身!?卒展前日のドリンク ...
2019.03.31東京
「作業してるときに、こぼれたりしない?」と、打ち合わせしているのは
レコールバンタン高等部調理・バリスタ専攻の学生たち。
いよいよ、明日は、待ちに待ったレコールバンタンの卒業修了制作展!
学生たちは、「バーバパパ」※1とのコラボレーションカフェ“Famille”を運営。
バーバパパファミリーをイメージしたドリンクを提供します♪
前日の集まりでは、カフェのオペレーションを確認することに。
「一回、ロールプレイしてみてごらん。一気にダメな点が分かって、答えが出るよ」と、
助言するのは“ドリンクの魔術師”こと江沢講師。
さっそく、みんなで動いてみると……
「ここでお会計だよね。何も知らないお客さんが来て分かるかな」
「注文がいくつ入ったか分かるように、オーダーシートが必要だね」と、色々な気付きが!
当日の店舗設備を整えたら、調理教室に移動して……大事な食材の仕込みです!
気になるメニューは6種類!
1.バーバパパのマジック
ヴァニラシロップ、オレンジシロップ、ミント、ブルーマロウに、レモンをきかせました。
メニュー開発をした神保さんは「ブルーマロウは、元は紫色なのですがレモンを入れると赤色に変化するんです。
お客さんの前で色を変えて楽しませたいと思います!」
2.バーバママのお手製ココア
ホットココアにホイップクリーム、フリーズドライのイチゴをトッピング!
3.バーバリブの参考書
オレンジ、ザクロシロップ、パッションフルーツシロップを炭酸水で割った爽やかな一杯。
4.バーバパパのマーチ
ライム、しそ、ミントスイート&サワーシロップでスッキリと。
5.バーバピカリの発明
オレンジシロップ、マスカットシロップ、ヴァニラシロップ、モモシロップ、レモン汁をミックス。
6.バーバモジャの芸術
チョコレート、バナナに、「竹炭」を混ぜ込みました。
「黒いドリンクですが着色料は使いたくなくて。黒色がつく食材をリサーチして、
整腸作用も期待できる竹炭粉末を入れました」と、メニューを考えた前田さん。
「キャラクターの色や性格を、スイーツではなく無形のドリンクで表現するのが難しかったです。
でも、イメージ通りにできて嬉しい!」と、振り返ります。
材料を大きなボールに入れて、混ぜていきます。これぞ、大量仕込み!
また、こちらのチームはバーバパパのシールを切り、カップにペタペタと張り付けていきます。
当日は1フレーバーにつき23-25杯を作る予定なので、25カップ必要です……と、あ、あれっ!!??
気付くと、当日使うカップではなく、誤ってひと回り小さいカップにシールを張っていたことが判明!!!(汗)
そこで、急遽シールを印刷し直し、再度正しいサイズのカップにはることに!
プチハプニングもありましたが、無事バーバパパカップが完成!!カラフルなドリンクを入れたら、SNS映えするのは間違いなさそうです♪
江沢講師も「今回のメニュー開発のテーマは、スタンダード×サプライズです。
学生たちは、完成されたレシピに新しい自分のアイデアをふきこむことが求められました。
例えば、緑はモヒートのようなイメージでしそをきかせています。
チョコレートバナナは誰でも美味しい組み合わせと分かりますが、そこに竹炭を加えたことで新しさが感じられます。
どれも大人も子供も楽しめるドリンクになっていると思いますよ」と、太鼓判。
このメンバーでお店を運営するのは、卒展が最後の機会。オリジナルドリンクで、たくさんのお客さまを笑顔にしてください!
※1<バーバパパ>
1970年にフランスで誕生した絵本作品。バーバパパは、自由に形を変えることのできるユニークなキャラクターです。
やがてバーバパパは、愛するバーバママと出会い、7人の個性あふれる子供たちに恵まれます。
協力:PLAZA様