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2019.06.08東京
調理室に、揚げ物のいい香りが漂っています!
熱心に調理しているのは、3T(調理バリスタ専攻)の学生たちです。
「11:30から14:30まで、アメリカンなランチボックスを販売します!メニューも自分たちで考えたんですよ」と、教えてくれました。
ここで、気になるランチボックスメニューを大公開しましょう!
1. LET’S GO!!BOX
大きめのハンバーガーには、ニンニク風味のマヨネーズソースをきかせて。チキンウィングは、チリソースとバターでピリ辛に仕上げました。
2. サンドBOX
ナゲットと、ホットサンドのセット。アメリカの学生が頬張っているイメージでかぶりついて。
3. The RING BOX
アメリカで人気の「ヨシダソース」をアレンジして牛ササミにからめました。
フォン・ド・ヴォーで炊いたお米と季節の野菜を使った肉巻きロールは、時間がないときもワンハンドで食べる手軽さが◎
4. まんぷくBOX
ルイジアナ州で愛される「ジャンバラヤ」と、ミートローフ、マカロニサラダが入ったボリュームたっぷりセット。
フライドポテトを揚げる横で、ナゲットを揚げて……と進めていると、息を切らしながらクラスメイトが走ってきました。
「すごい売れ行きだよ!人が並んじゃって、あっという間に足りなくなっちゃったよ!」と報告。
実は今回は仕込みをしている校舎と、販売する校舎が別なんです。
このため、ランチボックスができ次第運んでいく……という仕組み。
販売しているレーヴ校舎では、ランチボックスが飛ぶように売れているそう!
しかも、レコールバンタンの学生だけでなく、系列校・ゲームアカデミーの学生からも人気なのだとか。
お客さん「ハンバーガーありますか?」
「ごめんなさい、もう売り切れでないんです」
お客さんに「マヨネーズ、入っていないのはありますか?」と聞かれて、「えっと……」と少し戸惑う販売係の学生も。
今後はメニュー名だけでなく「アレルギー表示」も必要ということに気付けた瞬間でした。
各食限定15食。500円というお値段も魅力のようで、12時30分頃には、ほぼすべてのアメリカンランチボックスが売り切れました!
また、休憩スペースで販売したので、お客さんたちの食べている表情まで見届けることができました♪
この日のために準備してきた3T(調理バリスタ専攻)の学生たちに、感想を聞くと……
坂田さん「お客さんと話すのも楽しかったです。調理ではミートローフを担当しましたが、イメージ通りに作ることができました!」
廣瀬さん「ちょうど販売時間が授業と授業の合間と重なって、一気にお客さんが来てくれました。
嬉しい反面、買えない人もいたので申し訳ないなと思いました」と、販売チーム。
リーダーを務めた山田さんは「メニューを考える以外にも、グループ分けをしたり販促物を作ったりクラス全体をまとめたり、
いろいろな仕事があって大変でしたね。でも、お客さんの笑顔が見られたのでリーダーをやってよかったです。もう一度やってもいいくらい!」。
吉澤さん「自分はずっと厨房にいたのですが、売っていたメンバーから『お客さんが美味しいって喜んでいたよ』と聞くだけですごく嬉しい」と照れ笑い。
お客さんの喜ぶ姿が、みんなのモチベーションになっているようです。
指導している船木講師は「今年度から、提供実習の回数を増やしていく方針なんですよ。
前期からこうした実習を経験することで気付くことも多いでしょうし、後期の実習に活かせるはず。
大量仕込みのポイントや、チームでコミュニケーションを取ることの大切さを感じてもらえれば」と期待します。
1日限定のイベントでしたが、きっとたくさんの気付きが得られたはず。
クラスメイトと力を合わせて、次回もおいしいフードを提供してくださいね!