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2022.01.11東京
毎年、たくさんのお客さまで賑わう文化祭「HIGH FES 2021」
レコールバンタン高等部では、学年ごとに5つのショップを出店します
＜１. 1年生、オリジナルドリンク販売＞
こちらは、1S＆1Tクラスによるオリジナルドリンク販売
色とりどりの鮮やかなドリンクが並びます
副店長・小森さんは「『CHABAKKA TEA PARKS』さんの茶葉と、『MONIN（モナン）』のシロップを作ったオリジナルドリンクです。日本茶の風味を生かした全8種類を作りました」
例えば、「あんいずみ」（300円）はスッキリとした清涼感が特徴
「和烏龍茶に、アプリコットシロップを合わせました。OLさんや仕事をしている人がホッと一息つけるようなフルーティなお茶です」と、説明してくれました
文化祭の準備で大変だったことを聞くと……
「1Sクラスと1Tクラスが一緒にお店をするので、透明な袋に入れたいとか、ショーケースに並べたいとか、両クラスの要望を聞くのが大変でした。それでも、お客さんが飲んだ反応や喜んでいる姿を見られるのが嬉しいです！」と話します。
＜2. パティシエ専攻2年生、焼き菓子販売＞
パティシエ専攻2年生は、「La Reine Victoria（ラ レーヌ ヴィクトリア）」というバラの名前を冠したお店をオープン。
「焼き菓子ボックス3種類を販売しています
『アイリス』（1500円）は、サブレ3種、2種のパウンドケーキとチョコレートマドレーヌのセットです。
『ローズ』（1000円）はキャラメル3種、メープル風味のフィナンシェ、マドレーヌ・オレンジ、ブラウニーのセットです。
マドレーヌは200個ほど焼いているのですが、なかには膨らみが悪かったり、生焼けがあったりしてロスが出てしまうことも。大量仕込みの大変さを学ぶことができました」と本多さん。
また、当日販売の「ガーベラ」（500円）は、抹茶ブラウニー、キャラメル3種、ディアマン・バニラが楽しめるBOXです。
舛岡さんは「焼き菓子だけでなく、ラベル作りや包装にもこだわりました。可愛らしいパッケージにも注目してほしいです！」と話します。
＜3. パティシエ専攻3年生、菓子販売＞
パティシエ専攻3年生は、「chou chou」というお店で、タルト、マカロン、バターサンド、カヌレ、ポップコーンを販売
ちなみに店名のシュシュとは、可愛い、お気に入りという意味。
甲州さんは「文化祭は、今年で最後なので気持ちの入り方が違いますね。店名の通り、女の子が好むような、遊び心いっぱいのお菓子を作りました。私のオススメはポップコーン。カレー、クレイジーペッパー、イチゴ、塩キャラメルなどのフレイバーを揃えました！」
＜4. オリジナルサンド＆バーガー販売＞
調理・バリスタ専攻2年生は、4種類のメニューを展開。「旨辛!!チキンブリトー」「E.G.G sand」「バジル好きためだけのバーガー」「かぶりつけ!!!!グラタンパン」です
安倍さんは「うちのチームはブリトーを担当しました。思っていた以上に仕込みが忙しかったです。昨日の時点で、野菜など切れるものはすべて切っておき、トルティーヤも焼いておきました。当日は巻いて包装するのみ。色にもこだわっていて赤、白、緑でメキシコの国旗をイメージしています」とこだわりを教えてくれました
＜５. お祭り屋台飯＞
ろうそくの灯がともされた真っ暗な調理室。祭ばやしが流れていて、揚げ物の音や、焼きそばを焼く音、焼き鳥のジュージューという音など、お店に入る前から夏祭りの雰囲気たっぷり……
ここは、調理・バリスタ専攻3年生が運営する「お祭り屋台飯」。
ライブ感満点のオープンキッチンの横を通りながら、フードを受け取れる仕組み！お客さまが商品を受け取るまでの導線も、よく考えられていて最高学年の実力を感じさせてくれます
「一つひとつ炭火で焼きます。手焼きなので美味しいですよ！」と、焼き物担当・江田さん。
チュロス担当・吉岡さんは「みんなでどんなフードを作りたいかアイデアを出して、メニューを考えました。ライスコロッケの『アランチーニ』は、最近習ったメニューです。去年からクラス替えはなく、同じメンバーで学んでいるので、仲は良い方だと思います。みんなで力を合わせて頑張ります」
「究極の海鮮焼きそば」担当・安部さんは「具沢山で美味しいですよ！麺も、自分たちで作った特製の手打ち麺です」とにっこり。
これまでの学びの集大成ともいえる祭り飯は、多くのお客さまで賑わっていました！
また1階に設けられた「お祭り屋台飯」会計ブースでは、高校生バリスタで、間借りカフェ「No title coffee」メンバーとしても活躍する田中さんが、「自家製えもねーど」（100円）を販売中
きび糖、リンゴ、レモン、ハチミツで作った特製シロップから作るオリジナルレモネードは、仕上げにノンアルコールのジンをふりかけて仕上げます！
「たくさんの方に召し上がっていただけて、嬉しいです」と田中さんも、高等部生最後の文化祭を満喫している様子！
また入口で、ゲストに声をかけて、各ショップまで誘導する3年生の姿もありました。
「迷われている方には『予約された商品はありますか？』と声をかけるようにしています。1年生のときは、決められたものを作るのに精一杯でしたが、少しずつ周り見られるようになってきたのかなと思います。レコールバンタン高等部全体で行っている行事なので、お客さんが良い気持ちで会場を後にできたらと思います」とパティシエ専攻3年・畔上さん。
毎年の恒例イベントを定点地として、自身の成長や視野の広がりを実感しているようです
こうしてたくさんのお客さまにご来場をいただき、完売御礼となりました。
「おいしい」の笑顔を多くの方にお届けすることができ、フードビジネスの喜びを感じることができました
