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2023.04.22東京
レコールバンタンでは、外部企業様との「産学協同プロジェクト」を実施しています
今回、お取り組みさせていただくのは、日東紅茶ブランドを展開されている三井農林株式会社様。
一般消費者向けアイテムだけでなく、カフェやレストラン用に販売する業務用製品も数多く展開しています
今回レコールバンタン高等部生が、日東紅茶様の業務用製品を使い、
2/18の卒展にて「アフタヌーンティー」を提供しました!在校生(以下、メンバーと呼びます)は、メイン6品、デザート6品に、ドリンクを、トータルで提案します。
今回は、調理・バリスタ専攻が4チームに分かれて行っている「フード&スイーツ」の試作授業をレポートします
<POINT>フードに使用させていただいたアイテムは、下記の通りです
□「WN 希釈用抹茶1L」/グリーンティーチーム
□「WN ルイボスティー」/ルイボスティーチーム
□「WN 濃縮アールグレイ 3倍希釈」/アールグレイチーム
□「WN ロイヤルミルクティーベース」/ロイヤルミルクティーチーム
容量、価格、購入方法などは、下記サイトをご参考ください。
https://www.mitsui-teabreak.com
<グリーンティーチーム>
「グリーンティーの魅力は、綺麗な色が出ること。
なので、色合いを見せられるヴェリーヌにしようと考えました」と、大平さん。
グリーンティーを使ったムースの上に、スモークサーモンなどをのせ、食べ応えのあるヴェリーヌに
古閑さんが作っているのは、グリーンティーを練り込んだパスタ。
「パスタを作る授業があったので、手打ちパスタを選びました。
グリーンティーパスタは、これまでに作ったことがありませんが、鮮やかな色合いになって順調です」と話します
デザートは、マカロン、カヌレ、ババロアを提供予定
水野さんは「グリーンティーをスイーツにアレンジすることは、フードメニューを考案することと比べると、難しくはない印象です。
パティシエ志望なので、アレンジを考えるのは楽しいです」と、にっこり
<ルイボスティーチーム>
こちらは、ルイボスティーチーム。
稲垣さん「テーマは、『不思議の国のアリス』です
デザートは、マカロン、スパイスクッキー、ゆずのジュレを使ったチーズケーキ、ルイボスローズタルトです」。
イチオシは、ルイボスティーシロップをかけると色が変わる「ルイボスローズタルト」。
スパイスクッキーが土台で、上にリンゴのコンポートをのせています
稲垣さん「ルイボスティーは、フルーツとも組み合わせやすいです。
ルイボスティーには、薬草のような風味や渋さが感じられて、リンゴやスパイスとの相性も抜群です」と、特徴を教えてくれました
一方、フード担当の山本さんは、
一口で食べられて、温かい総菜を一品開発中。
「リゾットを提案しようと思っています。ただ、リゾットはドロドロとしているのでお皿に盛った時に、流れて固定できないかな?と迷っています。
粘度を高くして、生ハムの上にのせてみます」と、試行錯誤していました。
フードメニューも着々とできあがってきていて、美味しそう
<アールグレイチーム>
アールグレイチームは、生地にアールグレイを練り込んだスコーンを提案
富澤さん「アールグレイティーには、ベルガモットや柑橘系のフレイバーを感じられて、
使いやすい食材でした。卒展当日だけでなく、前日から仕込めるのでメニュー開発にも気合いが入ります」と話します。
また、卒展での楽しみは、
「自分も、卒展に行き、先輩たちの技術の高さに驚きました。文化祭では、提供実習があって来られなかった1年生&2年生に、美味しい料理をふるまいたいです」と意気込みます
「これまでにも、レコールバンタンキャリアカレッジOB・根津さんの『Adam's awesome PIE』
(https://www.lecocare.jp/information/detail/1343.php)さんに、
新作パイのメニュー提案を行ったことがあります。
今回は、ドリンク、スイーツ、フードと全種類なので大変ですが、頑張ります」と、宮原さんも気合いが入っていました
<ロイヤルミルクティーチーム>
こちらは、ロイヤルミルクティーベースチーム。末光さんは、ロイヤルミルクティーベースを使ったプリンを仕込み中。
天板にお湯をはって、オーブンで焼き上げます。
蒸し焼きにすることで、ふっくら柔らかく仕上がり、ロイヤルミルクティーのほのかな風味が楽しめます。
料理は、ローストビーフ、サンドイッチ、キッシュ、ロワイヤル、ブルスケッタ2種類を提供する予定です。
安倍さん「船木講師からは、一口サイズのミニクロワッサンなどのアイデアもいただきました。
当日はスムーズに提供できるよう、前日から仕込みがしやすいメニューを考えたいです」と、話します。
どのチームも試行錯誤しながらも、着実に完成度を高めていました。
3年間で学んだことや、10代ならではのアイデアを詰め込んだアフタヌーンティーは、卒展でしか味わえないオリジナル
今回メンバーが、考えて作成したメニューは、2/18実施された卒展にて、大好評をいただくことができました