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2023.05.14東京
レコールバンタン高等部では、在学中から外部企業様とコラボレーションする「産学協同プロジェクト」を豊富に実施しています
今回お取り組みさせていただいたのは、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様。
https://www.pokkasapporo-fb.jp/
<プロジェクト概要>
「ポッカレモン100」と「ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖」を使ったメニューを提案
テーマは、「料理初心者の中・高校生が作ってみたくなるような お手軽セットメニュー」で、フードorスイーツ1品&ドリンク1品のレシピを考案します
<ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 レモン・プランツミルク事業本部様をお招きして>
審査してくださるのは、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 レモン・プランツミルク事業本部の皆様
(写真右、左から順に)
室様「今日はよろしくお願い致します」
小笠原様「非常に楽しみにしております」
谷様「2カ月間、頑張ってきたことを出しきってください」
はぜ様「1月に実施したオリエンテーションぶりですね。皆さんのメニューをおうかがいできることを楽しみにしております」
とメッセージ。
在校生(以下、メンバーと呼びます)が提案した、全8種類のメニューをご紹介
<1. 「豆乳ヨーグルトで作る、アボカドとリンゴのブルスケッタ」>
眞藤さん、中井さん、保谷さんが提案したのは、「豆乳ヨーグルトで作る、アボカドとリンゴのブルスケッタ」。
豆乳ヨーグルトをベースにしたソースと具材をあえて、バゲットの上にのせた一品
メンバー「『豆乳ヨーグルト プレーン無糖』で全体のバランスを整え、『ポッカレモン100』でさっぱりとした味わいに仕上げています
また、刻んだリンゴを入れることでシャキシャキとした食感に仕上げています。切って混ぜてバゲットにのせるだけなので、簡単です」
< 2.「フルーツレモンティー」>
仙葉さんと藤田さんが提案するのは、リンゴとオレンジを使ったフルーツティー。(写真上左)
フルーツ、水、グラニュー糖を煮詰めてシロップを作り、隠し味に「ポッカレモン100」を使っています
メンバー「リンゴとオレンジを使ったのは、スーパーでも手に取りやすいからです。
また、リンゴはすりおろして入れることで、ミキサーにかける工程を減らしています。
作り置きができるのも魅力です。『ポッカレモン100』を入れることで、味変になり、サッパリした風味を楽しめます」
谷様「おっしゃる通り、あっさりしていて食べやすいです」
はぜ様「豆乳ヨーグルトを使われていますが、味付けに苦労された点はありますか?」
メンバー「豆乳ヨーグルトよりも、『ポッカレモン100』の味わいをどのように活かしていくかが悩みました」
小笠原様「フルーツシロップは、豆乳ヨーグルトの付け合わせにも使えそうですね」と好評でした。
< 3.「豆乳ボロネーゼグラタン」>
仙葉さんと藤田さんが提案するのは「豆乳ボロネーゼグラタン」。
「ソースのポイントは、『豆乳ヨーグルト プレーン無糖』を使い、植物性たんぱく質が豊富に含まれている点です。
減量中の方も満足感が得られます。最後に『ポッカレモン100』を加えることで、サッパリとした後味を楽しめます」
ボロネーゼのソースだけでなく、スパゲティの上からもミックスチーズと
『豆乳ヨーグルト プレーン無糖』を使ったソースをかけ、パン粉をまぶしグラタン風に仕上げています
栄養価、見栄え、味わいの3拍子が揃ったメニューに
はぜ様「『豆乳ボロネーゼグラタン』の調理で、苦労した点はありますか?」
メンバー「豆乳ヨーグルトの豆っぽい後味が、あまり得意ではない人もいるのではないか?と思いました。
そこで、豆乳のクリームさは残しつつ、豆乳の後味が気にならないようなレシピにしています」
< 4.「フルーツスカッシュ」>
続いて、仙葉さんと藤田さんは、リンゴとオレンジを使った、夏にピッタリのスカッシュを提案
(写真上左)「フルーツスカッシュを作るポイントは、苦味が多いオレンジの白い繊維を取ること。
ミキサーにかけて、グラニュー糖、水と煮詰めてシロップを作ります。
粗熱が取れたら、炭酸を注ぎ入れます。甘すぎず飲みやすいレシピにしています」
はぜ様「豆乳ボロネーゼグラタンと合わせた理由は?」
メンバー「炭酸なので、すっきりと食事と一緒に楽しめるのではないかと思いました」
< 5.「豆乳ヨーグルトのミルフィーユ」>
井本さん、板垣さん、久保田さん、小島さんが提案するのは、「豆乳ヨーグルトのミルフィーユ」。
メンバー「初心者さんでも作りやすいよう、カスタードクリームは電子レンジを使って手軽につくれるレシピです。
また、『豆乳ヨーグルト プレーン無糖』とカスタードを合わせ、栄養価を高く、ヘルシーに仕上げました
パイシートは、フライパンで両面に焼き色がつくまで、しっかりと押さえながら焼くのがポイントです」
< 6.「キンダープンシュ風ホットドリンク」>
齋藤さん、長野さん、照井さんが提案するのは、キンダープンシュというホットドリンク。(写真上左)
メンバー「通常キンダープンシュには、赤ワインを使うのですが、りんごジュースやオレンジジュース、紅茶を使い、
シナモンパウダーやジンジャーパウダーを入れ沸騰しないように煮詰めています。
『ポッカレモン100』を入れることでサッパリと飲みやすく仕上がっています
日本ではあまり知られていないドリンクですが、調理時間も短くし、冷やしても美味しいので夏場にもオススメです」
小笠原様「なぜ、このドリンクを選ばれたのですか?」
長野さん「キンダープンシュを飲んだことがあり、美味しいと思って作りました」
谷様「『ポッカレモン 100』は入れすぎると酸っぱいですが、丁度いいバランスで入っていますね」と、評価しました。
< 4.「しっとりウィークエンドシトロン」>
上村さん、高石さんの考案したメニューは、「しっとりウィークエンドシトロン」。
メンバー「健康と美容に気を遣う女性が対象で、休日の朝にも似合うメニューです
参考にしたレシピでは、サワークリームを使用していましたが、水切りした『豆乳ヨーグルト プレーン無糖』を使っています。
始めに粉類を冷やしておくことでグルテンが出にくくなります。普段あまり料理をしない人や、手早い作業に慣れない人も作りやすいです
レモンの皮を生地に練り込んでいますが、無しでも大丈夫です」と、作る人に配慮したメニューに
はぜ様「サワークリームの代わりに使ってみていかがでしたか?」
メンバー「特に使いづらさはなく、十分に代用できると思いました」
<5.「ソイももグルトスムージー」>
島津さん、柴﨑さんは、ハチミツ、缶詰の白桃を使ったドリンクを考えました。
メンバー「豆乳の独特の香りをハチミツで飲みやすくしたドリンクです。
『ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖』や、砂糖、ハチミツ、白桃などすべての材料をミキサーにかけて混ぜるだけです。
手間をかけずに贅沢をしたいときに、楽しんでいただけるレシピです」と発表しました
谷様「牛乳でなく、豆乳を使ってみていかがでしたか?」
メンバー「ヘルシーさが全面に出ていると感じました」と、一つひとつの質問にしっかりと答えていました
プレゼンテーション後は、試食タイム
自分のチームとは別のチームのフード、ドリンクを味見していきます
さまざまな提案を食べ比べることも、勉強になりますね。
厳正なる審査を経て……結果が発表されました
フード部門「豆乳ボロネーゼグラタン」
ドリンク部門「キンダープンシュ風ホットドリンク」が最優秀賞を受賞しました
「豆乳ボロネーゼグラタン」は、「すぐにでも作りたくなる」、「食べ応えがある」、
そして「キンダープンシュ風ホットドリンク」は「新しい提案」といった点が評価されました
受賞者には、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様の製品詰め合わせの贈呈と、企業サイトの「ひらめきレシビ」に掲載いただけることに
(https://www.pokkasapporo-fb.jp/recipes/)
そして、参加メンバー全員にも参加賞の製品が贈られました。おめでとうございます
在学中から、こうした実践的なプロジェクトを経験していくことで、食のプロフェッショナルとして必要な技術が自然と身についていきますね