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2025.08.02東京
レコールバンタン グラン パティシエ学部は、「トシ・ヨロイヅカ」オーナーシェフ鎧塚俊彦講師が監修するカリキュラムのもと、2年半にわたって製菓技術を学びます!
今回は、7月中旬に実施されたグラン パティシエ学部「卒業制作展(通称:卒展)」の初日に密着!
NAME:「Lian(リアン)」
DATE:2025.07/19~07/20 両日11:00~16:00
オープンは11時ですが、10時45分には既に行列ができていました。
保護者様、お友だち、他学部の在校生(以下メンバーと表記します)など、2年半の学びの成果を楽しみにしてくださるお客さまでいっぱいです!
入口では、花束をイメージした飴細工やシュガークラフト作品がゲストをお出迎え。
MENU:ストロベリーショートケーキ(2000円、カット400円)
ガトー・オ・ショコラ(2000円、カット350円)、ペルベンシェ(500円)
シトロンユズ(450円)、アールグレイショコラ(500円)、フロマージュ・ブラン(500円)、ヤウォールペッシュ(350円)、マングココ(350円)
焼菓子は、マドレーヌ<プレーン/アールグレイ/ショコラオランジュ>(200円)、クッキー缶(2500円)、フィナンシェ<ピスタチオ/メープル/キャラメル>(200円)、サブレフロマージュ(400円)、アイシングクッキー(150円)をラインアップ。
【1.グラン パティシエ学部2.5年次・彌榮(みえ)さん】
アイシングクッキー、ショートケーキのナッペ、マカロン生地を担当しました!
―― スクールライフで印象に残っていることは?
「1年次に農園実習がありました。色々な品種のイチゴを収穫したりして、食べ比べたことが思い出です!」
―― 特に食べてほしいのは?
「アイシングクッキー!私は特に焼菓子が大好きなんです。最初に食べたフィナンシェとマドレーヌに感動して、小学3年生のときからパティシエになりたいと思っていました。入口にもシュガークラフト作品が展示されているので、ぜひ見ていただきたいです!」
【2. グラン パティシエ学部2.5年次・武内さん】
「率先してレコールバンタンライフを楽しんだほうだと思います!先日、1日だけ病気で欠席してしまいましたが、ほぼ皆勤賞なんですよ」と自信たっぷりの武内さん。
アールグレイショコラ、パンナコッタ、ショーケースのディスプレイなどを担当しました。
―― グラン パティシエ学部で良かったことは?
「吉田講師です!『一夜城 Yoroizuka Farm』でのイベントなどにもお声掛けくださり、貴重な経験ができました。入学検討者さんを招いて授業をする『オープンキャンパス』なども印象に残っています!あとは、グラン パティシエ学部が手がけるショコラブランド『RECIT CACAO(レシカカオ)』での活動も思い出です!クラスメイトの仲も良く、楽しかったです」と笑顔を見せました。
【3. グラン パティシエ学部2.5年次・崎原さん】
担当したのは、ショートケーキ、ラズベリーとジャスミンを使った「ペルベンシェ」
「フレンチレストランでデセールを担当しているのですが、仕事先の仕込みをしてから卒展に来ました」と話します。
―― スクールでの生活を振り返って、感想は?
「クラスメイトのみんなが個性豊かで刺激がありました。2日目の卒展では、完全オリジナルの皿盛りデザートを提供するんです!桃、ラベンダー、レモンをテーマにした3皿を提供します。既に、予約で満席です。オリジナルデザートを考えたり、作ったりするときに輝くタイプの人が多いです!」
【4. グラン パティシエ学部2.5年次・高橋さん】
担当したのは、「ペルベンシェ」。
―― スクールライフで印象深いことは?
「鎧塚講師の授業です。パティシエとして大切なことはもちろんですが、人としてどうあるべきか、といった広い視点でお話をいただいたことが心に残っています。また、クラスメイトと一緒に京橋・『Toshi Yoroizuka TOKYO』に、ライブデザートを食べに行きました!」
―― グラン パティシエ学部で良かったことはありますか?
「農園実習で、さまざまな品種のイチゴの食べ比べができたこと。一般的な専門校は、ケーキを作って終わりというカリキュラムも多いと思います。なので、素材の味から知れたことが良かったです!卒業後は個人店に就職しますが、学んだことをいかしていきたいです」
【5. グラン パティシエ学部2.5年次・栗原さん】
フロマージュ・ブラン、ピーチのムース「ヤウォールペッシュ」を担当。
―― カリキュラムで印象に残っていることは?
「在学中に、販売実習を何度か経験でき、実践力がついたと思います。売り方だけでなく、接客、お客さまの誘導の仕方などを学ぶことができました」
―― グラン パティシエ学部での思い出は?
「フランス研修に行ったこと!約3カ月滞在しました。現地パティスリーでのスタージュ(研修)で、クロワッサン生地を“巻く”作業などを手伝いました。フランス研修をキッカケに、パンへの興味も湧き、ブーランジェリーでのキャリアも考えています!」
と、十人十色の思い出を教えてくれました。
指導した齋藤講師は「授業自体はまだ数回ありますが、販売実習は今回が最後です。商品は生菓子と焼菓子ですが、メニューは自分たちで考えてもらうようにうながしました。一般的に、夏季のパティスリーは、食べ応えのある“重め”の生菓子は売れにくいのが定説です。ただ単に作るだけではなく、1日の来客数を予想するように教えました。一人ひとりに、『保護者様・お友だちは何名来る?完売できる?』などの質問をし、仕込む数量を見積もるようにしています」と、記念イベントでありながらも、売上予測を綿密に立てる大切さを教えています。
続いて、「DAY2」は、生菓子、焼菓子の販売に加えて、皿盛りデザートも提供。前日時点で、12時~、13時~、14時~の、全3回(各回18名限定)が予約で満席です!
グラン パティシエ学部メンバーによる渾身の卒展は、DAY2に続きます!